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アンズの心臓定期健診
久々の大雪です。本当は起きたら銀世界を期待していましたが、起きたぐらいから降り始めてきた雪・・・断続的に降った割には水分が多かったせいか積もりませんでした。
実はこの休みは久しぶりに犬連れて遠出を考えていたのですが、結局中止に~
ということで、人間だけで多摩の方にあるアウトレットに行ってみることにしました。やはり八王子の方は世田谷区よりも雪が多かったです。
私は特に何も買いませんでした・・・特に何もなかったです。でもペットショップでお留守番中のワンズにおやつを購入しました。

さて、そんな中、アンズは獣医に預けて心臓検査をしました。
最近も変な咳もしないし、元気だし・・・あんまり心配していませんでした。でも・・・結果はショックなことになっていました。
前回の診断で初めて心臓の弁に問題があり、血液の逆流が確認できました。もちろん今回も同じように逆流がありましたが、悪化はしていませんでした。ただ、約8カ月の間に、心臓が大きくなっている心臓肥大が確認されました。写真でみても、大分拡大していました・・・これが悪化すると肺水腫になって呼吸困難等に陥ってしまいます。アンズはいまだに苦しそうに咳とかはしないのですが、先生の判断ではA~Dのランク(Dが最悪の状態)で言うとCに近いBということでした。なので、今の状態で言えば、咳きこんだりするようになるのも時期に始まるということでした。
先生ともいろいろ相談しましたが、今回から投薬治療を始めることになりました。
副作用とかも考慮して、来週に一度他の臓器への影響を血液検査で調べ、その結果によって、今後はずっと投薬によって進行を遅らせる方法をとることになります。
アンズの心臓定期健診_e0149903_22153959.jpg

キャバリアという犬種を飼っているということで、私も覚悟はしていました。
いつかは心臓病が現実になると・・・でも、アンズ、まだ8歳になったばかり・・・こんなに元気な陽気なアンズが心臓病を抱えているなんて想像できません。
ただ、とにかく飼い主として私ができるのは進行を遅らせて、苦しさがこないように日々アンズの状態を把握してストレスのない生活を送らせてあげることだと思います。
いよいよ投薬生活が始まるんだなあ~
なんだか悲しいけれど、それに負けないで楽しい毎日を送れるようにしよう、なんて改めて思いました。
アンズ、頑張ろうね!
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ちなみに先生がキーワードとして説明してくれた数値・・・私もこれから一生懸命勉強しないとわからないんですが、一応記録として下記に示しておきます。
VHS 11.6
LA/AO 1.22
LVIDd 28.0mm
FS 39%

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これはあるサイトからの抜粋です。

 この病気は薬物療法だけでは治りません。
このように断言できるのは貴方、もしくは貴方の友人の愛犬が心臓肥大で治ったという事実を耳にしたことがあるでしょうか?
治療薬として2種類=利尿剤、強心剤が出されますが、それのみで治る道理がありません。
 心臓肥大は、心臓病の中で一番発症率の高いもので、室内小型犬が6歳齢を過ぎたころに発症しても何ら不思議でないものです。
食生活が原因の場合も多く、塩分の多いフードやおやつ、そして高タンパク質を長期間続けた結果が心臓病へとつながってしまうということです。
(塩分換算:ナトリム摂取量 mg に2.54乗 それを1000で割ると、塩の摂取グラムになります。)
 犬猫は人間のように全身に汗腺がありませんので、塩分摂取は自ら低いものなのですが、ペットフードには嗜好性を高める意味で、高タンパク、高脂肪、高塩分となっていますので、表示をよくご覧になり、飼い主さん自身が味見をしていただきたいと思います。味見もできないようなフードは食品とは言えないはずです。

 高タンパク食(高脂肪食)は、腎臓病も誘引しますが、そのフードを食べた時の体液は酸性に働きかけようとしますので、それを解消する為に糸球体濾過量が増えます。=心臓の負担大です。

① イビキをかくようになる
短吻犬種は元々呼吸が下手ですので、通常もイビキをかきますが、その場合はあまり心配の必要はありませんが、加齢に伴って異常にイビキをかくようなときはこの病気を疑って下さい。
僧帽弁の閉鎖不全のために、血液が逆流してきて、左心房に拡大がみられます。
その拡大によって気管支が圧迫を受けてしまうのでイビキをかくようになるのです。

② セキをするようになる
症状が進行するとうっ血がみられ、セキをするようになるのです。
そして更に進行しますと肺胞に水分が貯留し、肺水腫となってしまいます。
閉鎖不全を早い時期に改善させないと進行してきて、全身の循環不全がおきて、様々な障害が引き起こされてしまい、苦しまなければなりません。

この病気に対しては、適切なサプリメントが絶対的に必要であり、それによっての改善実証例もあります。
しかし残念ながら、ご相談のときは病気がかなり進行してしまっていることが多く、それでも飼い主さんのできる限りやってみたいという意識が、延命効果や改善例が増えている理由です。
今回の対応は飲み水の代わりに、タンポポ茶を与えることです。
たんぽぽ茶の薬理作用は、
利尿作用があることで、人間の場合でも慢性腎炎の患者に投与しますと、尿量が600mlから1200mlに増えています。(ラットの実験でも促進効果が認められています)
この利尿作用の理由は、毛細血管の循環を促進させるために、血液の流れが良くなるからです。

 心臓肥大になっている犬猫たちは腎臓機能も低下していますので、それも併せて改善に向わせることができるものです。
たんぽぽ茶を飲ませることは、肺に水が溜まる=肺水腫の状況も軽くすることであり、更には他のサプリメント対応で犬たちの苦しみを解放してくれるのです、

特に小型犬のイビキが目立つようになる前から対応されることをお奨めいたします。

弛緩期 収縮期
犬の血圧 56 (43-66) 112 (95-136)
猫の血圧 123 (90-145) 171 (130-200)
人間の血圧 90以下正常域 90-140正常域
犬の血圧100以上は要注意です。

●予防としては
高タンパク、高脂肪、高塩分のフードをやめること
適度な運動をさせる
ストレスを与えない
by sumianzushun | 2011-02-11 22:05 | 健康


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